身体障害者手帳

身体障害者手帳

身体障害者手帳とは、身体に障害のある人が、様々な福祉施策を利用するために必要な手帳です。
なお、その利用範囲は意外にも広く、知っているのと知らないとでは生活に大きな差が出てしまいます。

 

折角の制度ですから正しい知識を身につけて、身体障害者手帳を利用して少しでも生活のクウォリティを高めましょう。

 

さて、身体に障害があると移動の不便が生じるせいでしょうか。

 

どうぞ移動する際は、面倒くさがらずに予め確認をしておきましょう。

 

これは、役所に申請をする必要がありますが、許可が出ればびっくりするぐらいの補助金が受けられます。
ベッド・車いすの貸し出し、布団の丸洗い料金、おしめの助成、家屋修繕費助成、自動車改造、携帯電話料金、NHK放送受信料の免除などなど、兎に角何でも一旦は業者に聞いてみるべきです。

 

それから更に美術館や多くの公共施設で入場料も割引されています。

 

何処かに出かける際は、必ず身体障害者手帳を携行していれば思わぬ得をします。

 

最後に忘れてはならないのが、所得税・住民税・相続税・贈与税の減免です。

 

障害の程度によって、所得税、住民税、相続税、贈与税などの控除が受けられるのです。

 

詳しくは最寄の税務署や税理士に聞くといいでしょう。

 

この様に身体障害者手帳は、福祉後進国と云われている日本でも、使いこなせばお金の節約にもなるし、行動範囲も広がって生活を豊かにしてくれるはずです。

 

まずは、各自治体の窓口に出向いて相談してみて下さい。