年金未納の将来は
年金手帳を紛失したということであれば再発行してもらえば済むことですが、年金未納ということであれば将来年金を貰う年齢になったとしても、貰うことはできません。
年金未納問題は昨日今日始まった問題ではありませんが、最近特に若い方が年金を未納しているという問題がクローズアップされていますので少し解説したいと思います。
年金未納がそれほど将来に与える影響は少ないと今の若い人は感じているようですが全くそうではなく、自分が年金受給者の年齢になったとき、今と同じ様に働けるかと言えば、それはノーです。
年齢を重ねていけば働けなくなりますし、体の弱くなり、病気になったらどこから治療費を出すのでしょうか?年金に変わる何か貯えが腐るほどあるというのでしたら話は別ですが現在年金未納をしているような状況の人が貯えがあるとは思えません。
どうなるのか、それは将来に大きなリスクが発生しますから十分に注意しましょう。将来の生活が出来なくなるのです。
年金未納の場合にはどうなるのか本当にご存知でしょうか?多くの人がただ単に老後に年金がもらえなくなるということだけは把握しているともいます。ですがなんらかの助成措置を受けられるのではないかという期待も持っているのではないでしょうか。
確かに老後に年金がもらえなくなります。
しかし今の時代、特にこれからの時代年金がもらえるかどうかもわからないので年金がもらえなくても大丈夫ではないかと思っていると思います。
でもそう言う訳ではありません。そもそも年金保険料は1万3580円ずつ毎月納めなければいけないように義務付けられています。
そしてこの年金未納を続けた場合には、老後に年金を全く受け取れなくなります。40年間国民年金に加入していれば満額もらえて1年間に79万円もらえることになります。
年金未納だったとしても25年以上加入していれば受け取れますが逆に言えば25年以上加入していなければもらえないことになっています。